「人生転落に陥った…辛すぎる…この経験が役に立つ日なんて来るんだろうか…」
「何もかも失って人生どん底…これからどうやって立ち直ったらいいんだろう…」
「人生どん底の状態から幸せな人生送っている人がどうやって復活したのか知りたい。」

精神的に人生どん底だと感じてしまうと、このように頭を抱えてしまう人がたくさんいらっしゃいます。
私自身もどん底を経験していますが、人生に希望を見出すことが出来ず自〇を考えたこともたくさんあります。
人生どん底になると一番つらいのは、身近な人にも相談できなくて、自分の頭で考えても考えても答えが見つからなくて、頭の中ばかりが疲弊してやる気がどんどんなくなっていく事です。
ネットで第三者に相談してみると、自分以上に辛い人がいるとか、生きてるだけで物凄い価値だよとか励ましてくれます。
でも、そんなのは安全圏からの物言いで結局は「あんたに自分の何がわかるんだよ…」というのが本音だと思います。

そこで、当サイトでは、どん底から復活した人がやっていたことで、実際に筆者である私自身も大事だなと感じたことを抜粋して５ステップでご紹介します。
最後まで読んで頂ければ、目の前の絶望に少し光が見えてくると思います。
頑張ってついてきてくださいね。

人生どん底に陥る４大原因とは？

①Health（健康）
②Ambition（将来、希望、夢）
③Relation（人間関係、恋愛）
④Money（お金）

人生どん底に陥ってしまう原因は、大きく分けて
「健康を害してしまうこと」
「将来の夢が経たれてしまうこと」
「失恋したり、職場の人間関係に苦しむこと」
「お金がない、借金額が大きい」
の4種類があります。

この４つの原因は、最初の文字を取って「HARMの法則」と言われています。
このHARMの法則は、メンタリストDaiGo氏が『人を操る禁断の文章術』で提唱したものです。
人の悩みの9割はHARMの4種類に分類されます。
本記事では、人生どん底の状態から這い上がるためのステップをお伝えする記事ですので、
詳細は省きます。

ここで振り返ってほしいのですが、あなたの抱えている絶望的な悩みは上記の４つのどれかに、あるいは複数に該当するのではないでしょうか。
この４つのうち該当するものが多い人ほど、「人生どん底」だと絶望してしまうでしょう。

ちなみに私は、上記の「健康」以外全てに絶望し、人生どん底を味わいました。
そんな状況でも前を向いて前進するためのステップを５つお伝えしていきます。

這い上がるための５つのステップ

人生どん底に陥っていた人が、幸せな人生に好転したエピソードにたくさん触れてきました。その中で、みんなが共通して取り組んでいたことをまとめたのが次の５ステップです。

STEP1　体を動かして精神と体のバランスを保つ
STEP2　第三者に頭の中のことを全部吐き出す
STEP3　あなたの脳内にあることを全て紙に書き出す　ブレインダンプ
STEP4　書き出した最優先事項を解決する
STEP5　自分自身を見つめなおし、ゴールを設定する

前提として、具体的な解決策についてはHEAMのどの悩みに該当するかで違ってきます。
それぞれの悩みに対する具体的な解決策は別の記事で紹介していますので、そちらをご覧ください。
ここでは、あなたの内面（精神面）にアプローチして、絶望して前が見えなくなっている状態から前を向いて前進するための方法をステップで解説していきます。

STEP1　体を動かして精神と体のバランスを保つ

人生に絶望してどん底に陥っていると、頭を抱えてふさぎ込んでしまい何もできなくなってしまいます。
身体を動かさずに頭の中で悩むだけの状態になってしまうと、悩みがぐるぐる渦巻いてしまい、解決策も見いだせず状況は一向によくなりません。
だからこそ身体を動かして、心と体のバランスを保ちます。
最初は身体を動かす気分になんてなれませんし、そんなことやっている場合ではないこともわかりますが、嫌でもまずは身体を動かしましょう。

身体を動かす事で次のようなメリットや効果が期待できます。
・脳内のセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質の分泌を促進し、
気分の改善やストレスの軽減に繋がります。
・睡眠の質を向上させ、生活リズムを整えます。
・空腹感が得られることで、食欲を促したり、筋力や体力もアップして活動的になれます。
・孤立感や孤独感も軽減できます。
・トレーニングを行うことで得られる達成感は自己肯定感にもつながります。

実際に私も人生で絶望している時に、東京から実家へ帰り、両親の畑仕事を手伝いました。
放置された土地だったので、機械で耕すことが出来ず、クワを使って耕しました。
全身バキバキに筋肉痛になりましたが、頭の中のもやもや感が抜けて楽に感じたのを覚えています。
まずは第一歩として身体を動かすことをやってみてください。

STEP2　第三者に頭の中のことを全部吐き出す

自分一人で目の前の難題に立ち向かっていると心が疲弊してきます。
自分自身が抱えている悩みを誰かに話すことで不思議と心が軽くなります。
ただ、身内や知り合いに相談することはお勧めできません。
弱みを握って悪事を働く人もいますし、距離を置く人も出てきます。
だからこそ普段関わりのない第三者に話すことが大切です。
専門のカウンセラーは、あなたのことを否定せずに話を聞いてくれます。

→いのちSOS　https://www.lifelink.or.jp/inochisos/

私も専門のカウンセラーに話を来てもらい、少し気持ちが楽になりました。
そのあと、以前経営していた会社での取引先の社員と関わることがあったので、その時にすべてを話しました。
重い話に戸惑っていましたし、気の利いた言葉をかけられなくてすみませんと言っていましたが、「自分の悩みを受け止めてくれた」ということで心が軽くなっていきました。

第三者に話すことは勇気も必要ですし、前を向いて前進しようという気持ちにならなければ踏み出せない一歩です。
だからこそ身体を動かして頭をすっきりさせてから第三者に話すというステップでお伝えしました。
もし、私に相談したい場合はこちらから公式LINE登録してください。
→こちらからどうぞ

STEP3　脳内にあることを全て紙に書き出す　ブレインダンプ

「ブレインダンプ」とは、記憶している情報を紙やデジタルメディアに一気に書き出すことです。ブレインダンプをやったことが無い人は、「なんでそんなことが大切なの？」と思うかもしれません。
ブレインダンプの効能としては、
・思考の整理やストレス発散ができる
・自分の内面を見つめ直すことで自己理解を深めることができる
・記憶や集中力を高めることができる
・考えや悩みを言語化することで、気持ちがすっきりする
・思考やタスクを素早く合成して、優先順位をつけることができる

ステップ１、２は精神的にすっきりとする方法ですが、次は頭の中をスッキリさせます。
目の前に紙を用意して、
・あなたが不安や課題に思っていること
・あなたをどん底に陥れた出来事
・あなたが好きなこと
・あなたが達成したいこと
・あなたが興味あること
・あなたの理想的な未来
・あなたがこれから学んでいきたいこと

など、悪いことも良いことも全て書き出します。
脳内で考えていることを紙に書き出すだけでもスッキリしますし、可視化されて自分自身を見つめ直す機会にもなります。
私自身は、このブレインダンプに取り組んだことで、自分の人生が転落して絶望を味わい、どん底になった事実を受け入れることができましたし、自分のやってみたいことを見つけることもできました。
現実逃避していては、一向に前を見て進めません。
過去の事実を受け入れ、前進するための第３ステップとしてブレインダンプに挑戦してみましょう。

STEP4　書き出した最優先事項を解決する

ブレインダンプで書き出した最優先事項を決定していきます。
HARMの法則でご紹介した通り、あなたの悩みも４種類に分類されていることと思います。

①Health（健康）であれば、
うつ病、ケガ、身体の麻痺、仕事のストレス・・・

②Ambition（将来、希望、夢）であれば、
キャリアアップ、転職、解雇、出世、副業・・・

③Relation（人間関係、恋愛）であれば、
職場での人間関係、失恋、結婚、家族との関係・・・

④Money（お金）
投資詐欺、自己破産、借金、職を失う・・・

などあなたにも該当するものがあると思います。
あなたの悩みの中で一番の重大な悩みは何でしょうか？
複数ある場合は、どれから片付けるべきかで悩み、どれも難題に感じて絶望します。
まずは一点集中で、最重要な課題を決定し、解決に向かって行動しましょう。

私の場合は、投資詐欺に遭って職を失い、夫婦関係以外の全ての人間関係を断たれました。
課題は山積みでしたが、まずは職を探すことに一点集中して、あとのことは一旦後回しで最優先事項を片付けるために行動しました。

転職活動を進めていく中で、次のステップに選考が進んでくると次第に気持ちに余裕も生まれてきて、投資詐欺の相談も弁護士にできるようになっていきました。

まずは一点集中で突破していきましょう！

STEP5　自分自身を見つめなおし、ゴールを設定する

いよいよ最終ステップです。
この最終ステップに到達するには、かなり時間がかかります。

心と体のバランスを整えて、
頭の中をスッキリさせて、
最重要事項を決定して行動に移し、
全ての課題を解決していく。

これだけでも人によっては半年以上、いや１年以上かかってしまう場合もあります。
この目の前の課題を解決していく過程で、自分自身を見つめ直すこともできてくると思います。
人生どん底の状態から脱出することが出来たら最後の仕上げです。
自分自身を見つめ直し、目標やゴールを設定することで、新しい人生のスタートを切りましょう！

人生どん底の状態から抜け出せれば、頭も体も余裕が生まれてきます。
もし、この時点で自分自身を見つめ直すことが出来ていないなら、あなたが幼少期から当たり前のようにやってきてしまっていることに目を向けます。
その動作、行動こそがあなたの強みです。

私の場合は、幼少期から人が困っていることを一緒になって解決するのが好きでした。
・友達が犬に噛まれて手から血を流している時に、
家までダッシュして救急箱を取りに行ったり
・彼女が夜中にひどい頭痛で泣きながら起きたときに、
夜中までやっているドン・キホーテの薬コーナーへバイクかっ飛ばして
頭痛薬を買ってきたり、
・夫婦仲が悪くなって困っている夫婦に、夫婦円満の秘訣と
私たちの経験談を伝えて夫婦仲を取り戻すお手伝いをしたり・・・

私自身のサポートで、幸せな笑顔を取り戻す様子を見るのが人生の喜びでありやりたいことでした。
自分自身がやりたいことに向かって前進している時、過去のことは笑い話になりますし、それこそ人生のどん底から這い上がることにつながると信じています。

人生どん底から這い上がった有名人３選

次に人生どん底から這い上がって成功を収めた有名人を厳選して３名ご紹介します。
誰もが絶望するような状況から這い上がってきた人たちを見ると励まされますよね。
私がご紹介したいのは、阿部寛、林修、坂上忍の３名です。
順番に見ていきましょう。

1人目　阿部寛

バブル全盛期に俳優デビューしましたが、背が高いことで女性とのツーショットが撮りにくいという問題が浮上し、ドラマの仕事が安定せず3年間は仕事に恵まれませんでした。
仕事がない状況の中で、パチンコで生計を立てていましたが、なんとか収入を安定させようと当時流行っていた不動産投資に手を出したようです。
しかし、バブルが崩壊すると不動産の価値が暴落して大借金を抱えることになってしまいました。その額はなんと約2億円。
追い打ちをかけるように「かつて一世を風靡した有名人」を捜索するバラエティ番組「あの人は今！？」の不在で対象になってしまい、このままではまずいと一念発起。
それからは考え方を切り替えて、どんな小さな仕事でも出演を希望して次の仕事につなげていきました。
「自分の個性が邪魔だ」という発想から、「自分の個性を作品にどうフィットさせていくか」を常に真剣に考えながら仕事に臨んだそうです。
こうして、脇役として徹底して３枚目の役を演じたことが功を奏し、仲間由紀恵と共演したドラマ「TRICK」が大ヒットして再度注目されるようになりました。

2人目　林修

「いつやるか？今でしょ！」でブレイクした林先生は、順風満帆なイメージが強いです。
ですが、林先生は東大卒業後、銀行に就職するもわずか5か月で退職。
その後は、企業や株投資、競馬に手を出して失敗を重ねて、気がつくと20代で借金は1800万円に膨れ上がっていたそうです。
当時、東大の同級生が官僚やエリートビジネスマンとして活躍しているのに、どん底の自分がなんとか得た職は家庭教師のアルバイトだったそうです。
だから最初の頃は家庭教師の仕事が好きになれず自分のことが嫌いだったそうです。
しかし、林先生の指導力が評価され、予備校の教師として抜擢されました。
努力を重ねて人気講師となり、「いつやるの？今でしょ！」という名セリフを放映した東進ハイスクールのCMが話題になりました。
1800万円の借金は、40歳で全て完済したそうです。その間10年以上！
好きになれない仕事でも、人に求められているのであればそれは自分が得意なこととして勝負できると自身の経験も発信されています。

3人目　坂上忍

天才子役として知られた坂上忍ですが、競艇狂いの父親が出版社経営に失敗し借金を抱えます。中学校時代は、暴力団が借金の取り立てに押しかけてくるような環境で育ちます。
そして15歳の時に両親は離婚。
母親が父親の借金の連帯保証人だったこともあり、１億円の借金返済のため子役を続けます。母親は仕事を３つ掛け持ちしてましたが、有名人ゆえの苦悩もあり自殺を考えていたそうです。
泣く芝居はできるのに、笑う芝居は著しく不得手だったため、当時はとにかく早く子役を辞めたかったと語っています。21歳で出演した映画「クレイジーボーイズ」のヤクザ役が転機となり、子役のイメージから抜け出すことに成功。
30歳で映画監督を努め、42歳でアーティスト育成プロダクション「アヴァンセ」を開校。
2012年には、「笑っていいとも」の「行列のまったくできない人生相談」での出演時に「ブスは嫌い」と毒舌を吐いたことがきっかけでバラエティ番組に引っ張りだことなりました。

3人とも壮絶な過去を乗り越えて這い上がった、私たちと同じ人間です。
どん底の当時は、自分を見失い、苦悩に頭を抱えて、生きるか死ぬか悩んでしまうほどに追い込まれています。
ですが、現実をしっかりと受け止めて、無駄なプライドは捨てて、自分自身を見つめ直し、這い上がることを心に決めて挑戦を続けて人生の目的を達成しています。

悩み別の解決方法ご紹介

人生どん底の状態にある時に、緊急性の高い悩みを解決するための方法についてもご紹介していきます。

投資詐欺

投資詐欺に遭われて人生どん底に陥っているなら、解決のための行動を即実行しなければいけません。なぜなら投資詐欺は時間が経てばたつほど解決や返金対応が難しくなるからです。落ち込んでいる暇はありませんのですぐに相談しましょう。
投資詐欺に詳しい専門の弁護士はこちら→

不倫・浮気・離婚

パートナーの不倫が発覚し、離婚が頭をよぎっているなら、パートナーに不倫を問い詰めてはいけません。問い詰める前に苦しいですが証拠をバッチリ抑えましょう。
専門の弁護士からどのような手順で対応すべきか相談しながら確実に進めていきましょう。
不倫・浮気・離婚に詳しい専門の弁護士はこちら→

転職活動

不慮の事故、倒産、予期せぬ要因によって職を失ってしまった人は、生活の安定、精神面での安定の為に転職活動をすぐにでも始めなければなりません。
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ブラック企業で疲弊、うつ病

ブラック企業で過酷な労働を強いられたり、うつ気味になって倦怠感があるような場合はまずは精神面を整える必要があります。
上記のステップにもあるように、自分で体を動かす気にもなれない場合には、しっかりとあなたを受け止めてくれるカウンセラーに相談しましょう。
安心できるカウンセラーはこちら→

また、うつ病の人でも働ける職場もあります。あなたに寄り添って働く環境を整えてくれる職場です。こちらも見学してみてください。
うつ病の人でも働ける職場はこちら　→

まとめ

「あなた自身が追い込まれている状況をしっかりと受け止める」
「５ステップで心と体のバランスを整えて、前を向けるような状態にする」
「解決すべき最優先事項を決定して、一点集中で行動に移す」

今回は、人間の悩みの原因や人生どん底から這い上がるための方法をステップ形式でご紹介しました。
人生どん底を体験された様々な人のエピソードに触れて、這い上がった人が実践したことを総合的にまとめて、私自身のエピソードも絡めてご紹介しました。
幸福な人生がいつまでも続かないように、人生どん底がいつまでも続くわけではありません。
諦めずに前に進んでいけば、確実に今の絶望している状況は笑い話になる日が来ます。
急がず焦らず、上記の５ステップを着実にこなして、前を向いて前進できるようになっていきましょう。
大丈夫。ここまで読んでくれたあなたなら絶対できますよ！